硬から軟へといった感のあるレーザー加工技術

当時、レーザー加工というのは金属に施すもの、という認識しかなかった私ですが、もしかしてコレもレーザー加工?と思った例がありました。グラフィックデザインの仕事をしていた頃、季節もののグリーティングカードをデザインすることがありました。その会社では米国のカード会社と提携しており、それを「ローカライズ」して日本向けにするという仕事があって、私はその仕事が大好きでした。グリーティングカードのほかに色々な個性的な米国のステーショナリーも目にすることが出来るのが楽しみだったのです。

新しい技術や流行がその中にあるんです。その中でレターセットのデザインに、猫が毛糸で遊ぶシルエットの、非常に細かい切り抜きのものがあって、さすが米国は技術が違うなあと思ったものです。あまりに精緻だったので実は今でも手元にとってあるのですが、今現在もあまり見ないデザインですね。今では、気づいていないだけで、すでに多くのレーザー加工を施したステーショナリーやグリーティングカードがあるのでしょうね。加工技術の向上だけでなく、応用の範囲が飛躍的に広がっているようです。コントロールするプログラムや施工面などまわりの技術が高まることで、思いもよらないところで日の目を見るようになるレーザー加工は、今後も増えそうです