下取り査定済の車の修理

repair13随分昔の話しですが、本田のステップワゴンからローバーのミニクーパーへ買い替えた時に、車の修理でかなり焦ったことがありました。
ミニクーパーは、ローバーの正規ディーラーで、ステップワゴンを下取りに査定してもらっての購入でした。納車までの1ヶ月間は、車に何かあっては下取り査定価格に変化が出てしまいます。通勤車として乗っていたので、その期間はかなり神経質になって運転していたつもりです。
仕事帰りに同僚と、ゴルフ練習場で楽しんでいたのですが、帰りの際に駐車場の出入り口に有ったレンガ作りの花壇に、車の左リアドアからリアバンバーまでを乗り上げるように当ててしまったのです。車が跳ねる位に強い衝撃でした。「やってしまった…」顔から血の気が引いていくのが分かるくらいでした。
帰宅後、休みだった父親に見てもらうと、アルミホイールに傷が入っていないのが幸いとのこと。

父は国産自動車メーカーの販売店で整備士をしていたのです。車の修理のことなら、何でも任せられます。
「この位の凹みや傷なら、殆ど分からないくらいに直せるだろう」との見立てでした。父親が勤める販売店で取引きのある板金修理工場へお願いし、ミニクーパーの納車までの10日間で、絶対に分からないように直してもらうことをお願いしました。
ミニクーパーの納車3日前に、車の修理が上がったことの連絡を受け、車を引き取りに行くと、まるで見事な仕上がりでした。勿論何処が元の傷跡か分かりません。ここでもアルミホイールに傷が入ってないことが良かったと言われました。削れたホイールを元に戻すことは出来ないからだそうです。
そして、何事もなかったように下取り査定に変化もなく、ローバーでミニクーパーの納車を受けることが出来たのです。修理費用を支払うよりも、下取り査定が下がることの方が大きいと判断してのことでしたが、20代半ばの苦い経験でした。