大神神社

神社以いこうよ大神神社は、三輪山を御神体とする日本最古の神社
京阪から、大和に下ってくると東の方向に美しい円錐形の山が見えてくる。
三輪山である。古事記では御諸山、日本書記では三諸山と称されており、全山が御霊。大神神社には本殿がなく、三輪山のすべてを御神体としている。こうした御神体となっている山を「神奈備」といい、神隠りがなまったものとされている。神奈備の山中には、祭祀が行われた「磐座」があって、ここからも独特の子持勾玉をはじめ、多数の神器・宝物が発見されている。
起源ははるか遠い昔で、すでに天係降臨以前に神霊は鎮座していたと伝える。
「延喜式」には、大和国城守郡の35座の神社の筆頭にかかげられており、古代からの歴史の重みを感じさせる。
境内には、有名な「三輪の神杉」が数多くそびえ、梢を天空に伸ばして並び立っている。流れていった遠く深い年月が静寂とともに心にしみてくるようだ。
拝殿は、寛文4年(1664)徳川4代将軍家綱の造営によるもので、西向きに建ち、正面には唐破風造の大向拝がつき、江戸時代を代表する建物として、重要文化財にも指定されている神社である。