トラックドライバーとのコミュニケーション

truck_Driver_13 20代前半のころ、私は交通誘導の仕事をしていました。それは目的地を目指して走ってきたトラックに対し、道を曲がるよう誘導する仕事です。仕事自体はとても単調で簡単だったのですが、誰ともコミュニケーションが取れないため退屈していました。そんなとき唯一の話し相手だったのが、トラックドライバーです。

 それらの人たちはかなり遠いところから運転してきていて、短時間ですが会話をすることがおもしろかったです。運転してきた道路の状況、トラックそのものの話、仕事とはまったく関係のないプライベートの話などを話しました。

 私もコミュニケーションの相手がいなかったわけですがそれはその人たちも同じで、だからこそ積極的に会話をしてくれたのかもしれないです。そういう何でもない交流が仕事をしているときのアクセントになりましたので、それをすることでとてもリラックスできたことをよく覚えています。

 どのトラックドライバーも気さくな人たちばかりで会話はとてもしやすかったですし、そういうところが私はとても好きでした。あくまで仕事中ですから長時間会話をするということはありませんでしたが、短い間でもそんなやり取りをしていたということに、仕事のちょっとしたおもしろさを感じていたのです。